茨城空港航空公園F-4ファントム・リペイントプロジェクト・クラウドファンディングで実現
色あせたF-4ファントムが蘇る――地域とファンの想いを乗せてクラウドファンディングで実現
茨城空港公園に展示されている2機のF-4ファントムは、2010年の空港開港時に百里基地から借り受けて以来、多くの航空ファンや来場者を魅了してきました。
しかし、屋外展示の宿命として、10年以上にわたる日差しや風雨にさらされ、機体の塗装は大きく色あせてしまいました。
来場者やファンからは「きれいにしてほしい」「このままでは悲しい」との声が多く寄せられていました。
この状況を受け、2020年から茨城県空港対策課、小美玉市、小美玉市茨城空港利用促進協議会、百里基地、そして(一社)日本住宅塗装協会など多方面が連携し、F-4ファントムを美しく蘇らせるリペイントプロジェクトが始動。資金の一部はクラウドファンディングで募り、塗装工程は(一社)日本住宅塗装協会によるボランティア塗装で実施されました。
全国のファンや地域の皆さまから多くの支援が寄せられました。
プロジェクトは2022年2月14日に着工。
冬の寒さの中、まずは足場の設置、機体の洗浄、マスキング、錆止め、下塗り、仕上げ塗りと、職人たちの手で一つひとつ丁寧に作業が進められました。
特に、実機に近い色を再現するため、航空自衛隊百里基地の整備隊やプラモデルメーカー(株)ハセガワの協力も得て、細部までこだわり抜いた調色が行われました。
塗料には耐候性に優れたフッ素樹脂塗料「ボンフロン」がAGCコーテックより協賛提供され、今後も長く美しい姿を維持できるよう工夫されています。
約2か月にわたる作業を経て、2022年4月21日には完成セレモニー&除幕式を開催。
晴天のもと、クラウドファンディング支援者や関係者、地域住民が集い、鮮やかに蘇ったF-4ファントムの姿を祝いました。
式典ではプロジェクトの経緯や協力への感謝が語られ、記念グッズやコラボヨーグルトの販売も行われるなど、地域の賑わいづくりにもつながりました。
このリペイントプロジェクトは、地域・行政・自衛隊・企業・ファンが一体となって実現した、茨城空港航空公園の新たなシンボルです。
今後も多くの人々に愛され続けるF-4ファントムの姿を、ぜひ現地でご覧ください。







より詳しくは、(一社)日本住宅塗装協会の公式ウェブサイトをご覧ください。



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